子犬のしつけ メニュー

コラム第十六回 ~パピートレーニング~

~誰からも愛される優しい犬にしよう~

最近、しつけ教室に通う理由として、見知らぬ犬や人に対しての怯え、又は攻撃性といった問題行動が増えてきています。
これらの原因は生後3週齢~3ヶ月齢までの「社会化期」に、色々な体験をさせなかったための経験不足によるものがほとんどです。例えば、車や自転車、玄関のチャイムなどに敏感に反応する犬たちも、これが原因だといえます。ですから、仔犬を飼ったばかりの方、これから飼われる方は今回お話するトレーニングを実践して、どんな物事にも動じない穏やかな犬に育てましょう。

社会化期

仔犬の成長過程の中で、生後3週齢~3ヶ月齢を「社会化期」と言います。この時期にどれだけ豊富な経験をしたかによって、その後のその犬の性格が決まるとまで言われている、とても大切な時期です。それでは、具体的にどのような事をしたらよいかお話していきます。

トレーニング

①いろいろな人を見せる、会わせる

近所の人、友人

できるだけ家族以外のいろいろな人に会わせて、触ってもらったり、抱っこしてもらいましょう。

子ども、赤ちゃん

子ども嫌いな犬にならないよう、たくさん触れ合わせましょう。公園などに行くと良いでしょう。また、赤ちゃんの泣き声なども聞かせる事も大切。

人の多い所

ショッピングセンターや、ホームセンター(現在では、ペット連れ込み可の所も多いので)などの人混みに出かけ、色々な格好や年齢層の人を見せましょう。

郵便配達、訪問者

玄関まで犬を連れて行き、応対しましょう。

②いろいろな動物を見せる、会わせる

いろいろな犬

いろいろな犬種、大きさ、年齢の犬と会わせる。 遊び上手な犬と一緒に遊ばせる。

その他の動物


猫、ウサギ、モルモット、ハムスター、鳥、魚など、色々な種類の動物を見せる。

③いろいろな場所へ出かける

散歩

まずは近所からスタート。慣れたら少し遠くの公園などにも足を運びましょう。

川や海や山

自然のある所に連れて行く事も大切。

車通りの多い所

様々な種類の車や、その音を聞かせます。同様に電車の通る所へもでかけましょう。 救急車やパトカーのサイレンも沢山聞かせましょう。 →サスペンスドラマの中で流れるパトカーのサイレンなどもボリュームを上げて聞かせるのも効果的です!

④いろいろな音を聞かせる

雷や花火の音

実際の音を聞かせるのが一番ですが、最近は効果音のCDなどもあるので、それを利用して聞かせてもOK! ただし、いきなり大音量にするのはNG!始めは小さい音からスタート。

食器の落ちる音

わざとステンレス製の食器を落として音を出す。

日常生活の音

掃除機、電話、洗濯機、扇風機など日常生活で出る音に慣れさせましょう。

ワクチン接種が終わってないので、獣医さんに外に出してはいけないと指示を受けているでしょうが、地面を歩かせたり、他の犬と接触させなければ良いので、バックに入れたり、抱っこをして出かければOKです。一応獣医さんに相談して聞いてみると良いですね。

ペットのことからおうちのことまで住マイルワンにおまかせペットのことからおうちのことまで住マイルワンにおまかせ